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カスタム施工例 【BMWナビ取り付け】

今回はグローブBOXを加工して1DINサイズのナビ本体をビルトインさせるインストールをご紹介します。
他の車種にも応用できますので、すっきりとインストールしたい方は必見ですよ!


先ずはグローブBOXを取り外します。次に、1DINをインストールするのに邪魔になる、取っ手とフックを外します。この状態で、グローブBOXを元通りに固定するために、どうしたら良いかを考えます。
今回はこのようなファスナーを使うことにしました。これはオス、メス、2個1組でパチッとくっつくプラスティック製の部品です。もちろん、これだけでは重さに耐えられないので、純正のネジ穴を一箇所つかった固定と併用します。
固定方法が決まったところで加工を開始!今回インストールする1DINサイズの大きさにあわせたBOXを製作します。箱ができたら箱の大きさにあわせてグローブBOXをざっくり切り取ります。
そして、BOX固定用のステーを取り付け、グローブBOXを閉じたときに水平になるように、また、閉じたときに箱が干渉しないように場所にあわせて固定します。
さて、ここからがポイント!グローブBOXがあまり重たくなってしまうと、中に固定するナビゲーションの重量とあいまって、固定方法に支障が出てきます。そこで、なるべくパテを使わなくて済むように工夫します。
つまり、木片を使って完成形に近いところまで肉盛りしていくのです。
ウルトラパテを薄く盛って、形を整えます。硬化が始まったらサフォーマーという金属のヤスリを使って荒削りをします。
仕上げにサンドペーパーを使って細かいところを仕上げます。
仕上げがすんだらシリコンオフで油分を取り除き、ボンドを吹き付けます。
貼り付けるレザーの色は純正と近似色のつや消しブラックです。レザー側にもボンドを吹き付けます。
ボンドが半乾きになったらシワを伸ばしながら貼り付けます。
ナビ本体を取り付け、グローブBOXを元通りに固定したら完成!写真ではフラッシュ撮影の為、色が違って見えますが、実際はもう少し近い色なんですよ。というか、パッと見は全く張り替えたレザーとは気がつかないでしょう。
今回はあえてグリルを作らずに、すっきりと仕上げました。
それでは全体図を見てみましょう。先ずは運転席側から。ステアリングの右下に1DINサイズのオーディオが見えますね。
ここにナビが入らないの?という声が聞こえてきそうです。確かにアルパインのKITを使えばインストールする事が可能なんです。でもダメ!
何故なら、ここにはフェーズのアンプをインストールしているからです。純正アンプより高音質なフェーズをチョイスするあたりにオーナーのこだわりを感じますね。
ヘッドはデノンですね。ナチュラルで癖の無い音を出すユニットです。シンプルなデザインはどんな高級車にもしっくりと馴染みます。ボタンの配列などは決してわかりやすいとは言えませんが、
ひとたび慣れると手探りでも操作できます。
スピーカーは前後共にEijuを使用。フロントは10センチ、リアは16センチ。
かなりマニアックなこのスピーカーは中高音を透明感あふれるサウンドで表現し、キンキンしないけれど伸びのある高域を楽しめます。
但し、低音はやや難しく、サブウーハーとの共演が望ましいと感じました。
インストール方法はインナーバッフルです。フロントはこのように、ドアの鉄板側に穴が無く、ドアの内張にスピーカーが取り付けられています。
今回は純正と同様に、内張り側にインナーバッフルを製作し固定しました。
共振を抑えるため、内張りにレアルシルトを貼ります。スピーカーの後ろ側に見える黒い物はディフューザーです。これを取り付けることにより、背圧をコントロールしてくれるのです。
リアはボードの上にバッフルを作ります。凸凹が激しいので、ある程度の形を作り、あとはパテで隙間を埋めていきます。緑色に見えるのは養生テープです。
パテが乾いたら取外し、余分な部分を削ります。
仮あわせをして隙間のチェックをします。問題がないようならば、防水塗装を施します。
十分に乾かしたら取り付けます。さらに、リアボードには防振材を貼ります。
コレはリアボードのビビリを少しでも無くし、キレイな低音を出す為に施しました。
最後に地上波デジタルチューナーを取り付けて完成!シートが電動の為、スペースが無く、トランクに吊るすことに。
でも、コレがやってみると大正解!ラゲッジを犠牲にすることなく、すっきり取り付けられて、しかも雨がかかりにくい。
こうして完成したシステムは、手軽にキレイな音を楽しめ、チデジを鑑賞し、DVDDも満喫!
さらにはHDDに録音した音楽ファイルも、アンプを通してリスニングする為、より高詳細に再生してくれているようである。

また、オンダッシュにセットしたタッチパネル式モニターはチデジもナビ画面もとても見やすく、違和感のない取り付けになったと思います。

最近ではAVNタイプが主流となっており、後付け感が残るオンダッシュは、ともすれば敬遠されがちです。しかし、車によっては本当にオンダッシュの方が適している場合もあるので、相談していただきたいと思います。

今回は社外アンプを通じてスピーカーから音を出しました。しかし、一般的にオンダッシュの場合はアンプが内蔵されていないので、アンプ内蔵デッキと組み合わせるとベターです。
純正をそのまま使用したい場合は、FMモジュレーターを通じて音を出すなどの方法もあります。
但し、アンテナの形状などで接続できない場合もあるので確認が必要です。

それではまた、次号でお会いしましょう!



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